日本酒は全国各地で生産され、非常に多様な種類、味わいを持つものですが、実は原材料はいたってシンプルです。それは基本的にたった3つしかありません。「米」、「水」、そして「麹」です。

シンプルな日本酒にとって、米はその味を決める主要素となります。そして日本酒の原料になる米は、通常私たちが食卓で食べる米とは違う、いわゆる「酒造好適米」と呼ばれるものです。これは米の粒が大きく、中心の「心白」と呼ばれるデンプン質の部分が大きいのが特徴です。

日本酒の成分の約8割を占める水も、その味を決める大きな要素です。それは多くの酒どころが、水の美味しい場所であることからも窺えます。

日本酒に使用する麹は、蒸した米に振りかけて育てる「米麹」です。つまりここでも米が重要な役割を果たすのです。